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猫のトイレの種類と特徴。おすすめの選び方。

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猫のトイレには様々なものがあります。

トイレの容器や猫砂にシートと、初めて猫を迎え入れる時は、違いがわからずどれが良いのか悩むことも多いと思います。

この記事では、

  • 猫トイレの種類
  • 猫砂の種類
  • 初めて迎え入れた際のおすすめトイレ

についてがわかります。

猫のトイレ~構造による分類~

猫トイレには様々なものがありますが、構造で分類すると

  • ノーマルトイレ
  • システムトイレ
  • 自動トイレ

に分類されます。

ノーマルトイレ

ノーマルトイレは、一般的な猫トイレで箱型のバケツのような形をしており、オシッコで固まるタイプの猫砂を使用します。

普段の掃除は、オシッコで固まった猫砂の処理とウンチの処理が必要です。

オシッコの後すぐに処理できないと不衛生になってしまいます。

システムトイレ

システムトイレは、上段がすのこ、下段がトレーになっている2層構造のトイレです。

上段のすのこに猫砂、下段のトレーにシートを敷いて使用します。

システムトイレに使用する猫砂はオシッコで固まらないタイプを使用するためオシッコはすのこを通過しシートに吸収されます。

シートは吸収力や消臭力に優れており、オシッコ毎に交換の必要はありません。

猫1匹であればシートの取り替え頻度は週1回で済みます。

日々の掃除は、オシッコの処理は不要ですが、ウンチの処理が必要です。

ウンチの処理と同時にウンチのついた猫砂も取り除くため、猫砂が減っていきます。

そのため、猫砂の補充も必要となってきます。

メリットは日々のお手入れを楽にしてくれることです。

デメリットとしては、猫砂やシートは専用のものを使用する必要があるため割高となることです。

自動トイレ

自動トイレとは猫が排泄するとセンサーが働き自動で排泄ぶつを処理してくれるトイレです。

トイレの掃除や猫砂の補充・交換は必要ですが、排泄後に自動で処理してくれるため常にトイレを清潔にしておきたい人やトイレ掃除の手間を省きたい人にはおすすめです。

他のタイプに比べて高価であることや、電源を使用するため設置場所が限られることや、猫がなかなか慣れない等の注意点があります。

猫のトイレ~形状による分類~

猫の好むトイレの形状は、大きさ、深さ、入りやすさ、形といくつかあります。

大きさは猫が中で向きを変えられるように体長の1.5倍が快適と言われています。

また、猫が砂かきをしっかりできるように猫砂がたくさん入る深さ、猫がトイレに出入りしやすい入り口の高さが低目な設計であるということがあげられます。

トイレには形で分類すると主に3種類あります。

  • オープン型
  • ハーフドーム型
  • ドーム型

に分類されます。

オープン

シンプルな箱型のトイレであり、ノーマルタイプの構造のものが多いです。

猫がトイレをしたかどうかわかりやすく、掃除や猫砂の交換もしやすいことがポイントです。

また、シンプルな形状なため余分なパーツもなく安価なものが多く経済的でもあります。

猫が砂かけをすると猫砂が外に飛び散ることがあり、猫トイレの周りの掃除も発生してしまうのがやや難点。

猫が縁に足をかけトイレごと倒すことがありますので注意がいります。

その形状から臭いが広がりやすく、排泄ぶつの臭いが気になる点もあります。

ハーフドーム

箱型トイレの縁にカバーがついた形のトイレ。

ノーマルタイプやシステムトイレタイプの構造のものがあります。

オープンタイプと比べると縁にカバーがあるため猫砂が飛び散りにくくなっています。

縁にカバーはありますが、屋根はないため排泄ぶつの確認がしやすく、掃除もしやすい点も使いやすいポイントです。

こちらの形でも臭いが広がりやすく、排泄後の臭いが気になる点があげられます。

ドーム

屋根付タイプのトイレ。システムトイレの構造をしたものが多いです。

猫の出入りする小さな入り口があり、出入り口にドアがついているタイプもあります。

特徴としては、覆われている部分が多いため、猫砂の飛び散りが少ないことです。

また、覆われている分、臭いが広がりにくく気になりにくい点もあります。

更に、中が見にくくなっているため猫が安心してトイレできるという点もあります。

その一方で、排泄物の確認がしにくいことや、掃除がしにくいといった点があります。

猫トイレ用猫砂の種類

猫トイレには猫砂が必須です。

猫砂にはオシッコで固まるタイプとオシッコで固まらないタイプがありあます。

鉱物系

鉱物系はベントナイト系とも言われ、ベントナイト鉱石から作られる非常に粒の細かい砂のような猫砂です。

自然の砂に近く最も猫に気に入られやすいタイプの猫砂です。

オシッコで固まるタイプの猫砂です。

吸収性が高くよく固まり、価格も手頃で使い勝手が良いです。

砂の粒が小さいので飛び散りやすく、また重たいという点もあります。

使用済みの猫砂は燃やせないゴミとなります。

シリカゲル系

シリカゲル系は、脱臭剤や乾燥剤にも使用されているシリカゲルが使用されています。

半透明のビーズのような粒の猫砂です。

吸収力や消臭効果、抗菌力が高く、繰り返し利用できるので交換頻度が少なくトイレ処理の手間を減らせます。

オシッコで固まるタイプの猫砂ではないため、システムトイレでの利用が一般的です。

また、その消臭効果の高さから固まるタイプの猫砂に混ぜて使用することもできます。

価格が他の猫砂と比較してやや割高となりやすいです。

また、猫が口にしてしまったときに喉に粘着してしまう可能性があるため安全性が高いとはいえません。

紙系

トイレットペーパーの原料でもある再生パルプで作られた紙製の猫砂です。

紙製なので粒が柔らかく軽く、吸水性に優れている点がメリットです。

また、粉が舞うこともなく安心して使用できます。

また、紙性のためトイレに流すこともできます。

鉱物系よりは固まりにくく、時間が経つと固まりが崩れることもあります。

紙製の猫砂は凝固剤や消臭剤などが添加されることがあります。

再生紙自体に薬品や化学物質を使用していることもあります。

粒が軽く飛散しやすく、砂かけが激しい猫には向かないかもしれません。

おから系

食品であるおからを使用した猫砂です。

おからは豆乳を絞った際に出るかすのことで、食品であるため万が一猫が口にした場合も安全性は高いといえます。

軽量で吸収力が高く、固まる系の猫砂です。

ベントナイト系ほど硬く固まりませんが、ある程度固まるため掃除もしやすくなっています。

一般ゴミとして出せたりトイレに流せるものも多く処理が楽です。

猫砂としての機能を補うために防腐剤や凝固剤等の添加物が使用されているものもあるため注意が必要です。

また、食用成分のおからを使用していることから、使いかけのものには虫がよってくることがあります。

独特の臭いがするため猫も飼い主さんも気に入らないこともあるかもしれません。

木系

ヒノキやオガクズなどの木を原料とした猫砂です。

消臭力や脱臭効果が高いことがポイントです。

凝固剤や消臭剤などの添加物や化学物質が使用されているものもあるため注意が必要となります。

円柱状のペレット型に成形されたものが多く、燃えるゴミとして捨てることが可能です。

固まるタイプと固まらないタイプがあるため、システムトイレに使用するのかノーマルタイプのトイレに使用するのか間違わないようにしましょう。

おすすめトイレはシステムトイレ

いろいろなトイレがありますが、我が家の猫に使用しているおすすめトイレは

ドーム型のシステムトイレの花王 ニャンとも清潔トイレです。

猫砂は木系の猫砂のチップを採用しており、脱臭効果が抜群です。

シートもしっかりとオシッコを吸収し、更に臭いも抑えてくれるため、快適に使うことができます。

トイレ自体も丸洗いでき清潔に保つことができます。

花王 ニャンとも清潔トイレセット ドームタイプ ブラウン(1セット)【ニャンとも】

まとめ

猫トイレは様々なものがありますが、どのようなタイプでも排泄物の処理やシートの交換、掃除や猫砂の補充とトイレのお世話は必ず必要です。

猫トイレの種類によってはお手入れの頻度も変わるためよく検討して選ぶと良いかもしれません。

猫はトイレのこだわりが強いと言われているため、キレイに保ち飼い主さんと猫が気持ちよく使えるものを選びましょう。

猫の粗相についての記事はこちら

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