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知って納得!猫の睡眠。快適な睡眠のための猫用ベッドの種類も解説。

猫の生態
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猫の睡眠

猫はよく寝ます。

成猫は約14時間、子猫は約20時間寝ると言われています。

ぶっ続けで寝るわけではありませんし、猫が夜行性であることを考えると、昼の間はほとんどの時間を寝て過ごしていることになります。

猫がよく寝る理由

野生の猫は生きるために狩りをしていました。

狩りではエネルギーを大量に消費するため、狩りをしないときはなるべく体力を温存する必要があります。

猫はペットとして人間と生活し狩りをする必要がなくなっても、体力を温存する習性が残り、寝て過ごす時間が多いと言われています。

また、雨の日などもよく寝ると言われています。

これは猫は濡れることを嫌うことや、雨の日は獲物が取れず狩りにならないことから体力温存のために寝て過ごすことが多いそうです。

猫の睡眠の質

猫の睡眠は、人間と同じで深い眠りの「ノンレム睡眠」浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返します。

猫は長い時間寝ますがほとんどが「レム睡眠」で、深い眠りは1回で数分、1日を通しても1~2時間と言われています。

これは敵に襲われたときにすぐに気づくためです。

飼い猫の場合は外敵に襲われる心配がないため熟睡する時間が長い傾向にあります。

しっかり熟睡できているのは安心して暮らしている証拠といえます。

猫用ベッド

猫にベッドが必要な理由は、猫が安心できることに関係してきます。

猫は元来、体がすっぽり入るような狭い場所に入ると安心感を覚えます。

これは、外敵から見つかりにくく攻撃される心配がないと感じられるためです。

また、猫はなわばりを大切にしており、自分の匂いがついているベッドなどの狭いスペースは安心できる場所となります。

急な来客や突然の出来事で不安になった際も、落ち着ける場所となりやすいのです。

猫用ベッドの種類

猫用ベッドは「ドーム型」「オープン型」「ソファー型」「ハンモック型」に分類されます。

・ドーム型ベッド

ドーム型はその名の通り、ドーム状になっており猫がすっぽり中に入り込めるようになっています。

様々な形のものがあります。

・オープン型ベッド

オープン型は頭上が覆われてなく開放感ある作りになっています。

そのため、通気性が良く、底にあるクッションが取り外し可能なものが多いのも特徴。

クッションを取り外し丸洗いできることから、清潔に保てるベッドといえます。

・ソファー型ベッド

ソファー型ベッドは、ドーム型オープン型と比べると広々と使えるベッドです。

形は顎乗せできるようなクッションが備え付けられているものや、折りたたみ式でマットとソファーを使い分けられるものがあります。

・ハンモック型ベッド

ハンモック型ベッドはその名の通り、ハンモックです。

インテリア性の高いベッドを選びたいときにはおすすめです。

強力な吸盤をしようして窓ガラスにくっつけられるものもあり、スペースをあまりとらないのも良い点。

猫によってはハンモックを嫌う猫もいるため注意が必要。

季節に応じた猫用ベッド

暑い夏と寒い冬どちらも全く同じベッドでは猫にとって快適ではないかもしれません。

季節に応じて寝る場所を準備してあげると快適な猫の睡眠につながることでしょう。

夏場

暑さには比較的強い猫ですが、夏は暑くなるため通気性が良いものやヒンヤリする素材のものがおすすめです。

風通しの良い場所や日陰でヒンヤリする場所に設置してあげると良いでしょう。

冬場

寒い冬のベッドは暖かくフワフワの素材のものが良いでしょう。

ドーム型のベッドは形状から熱もこもりやすく冬場にはおすすめです。

また、ホットカーペットや湯たんぽタイプのペット用ヒーターもあります。

地域や室内の寒さに応じて、暖かいものがあると猫が喜ぶかもしれません。

ベッドの置き場所は日当たりが良い場所や、暖房器具の近くが暖かくて快適な場所です。

猫用ベッドは複数箇所に置こう

猫は人よりも「家につく」ともいわれており、場所にこだわりがあります。

これは猫が元来単独で生活をしており、縄張りを重要にしていたためといわれています。

野生のなかで暮らすためには「他の猫とトラブルにならないよう」「自分の獲物を確保するため」縄張りをもっていました。

自分の縄張りの中に入ってくる猫に対しては、威嚇しケンカになることもあります。

猫は人と暮らすようになりましたが、野生の本能が9割残っているとも言われており、人と生活するようになった猫は家が縄張りとなるのです。

本能的に場所へのこだわりが強いため、寝るときの場所やベッドにもこだわりがあります。

家の中でも何カ所かにベッドや眠れる場所を作ってあげると、猫自信が気に入った場所で寝てくれます。

まとめ

猫はよく寝ます。

安心して睡眠ができる場所に寝心地の良いベッドを準備してあげることで猫の快適な睡眠に繋がります。

また、寝心地の良いベッドは猫の年齢や好みの場所や温度によってもかわってきます。

よく観察してあげて、適切な場所にベッドを準備してあげましょう。

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