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猫の食器の選び方|ポイントは高さ!吐き戻し軽減にも貢献

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猫の食器はどのように選んでいますか?

猫用の食器といっても、たくさん種類があり体格に合わせた大きさや、見た目の好みで決めている飼い主さんが多いと思います。

実は猫の食器によっては猫の吐き戻しに繋がったり、食べこぼしや食べ残しの原因になることもあります。見た目やデザインも大切ですが、猫が使いやすい食器を選べるとより良いでしょう。

この記事でわかること
  • 猫の食器選びのポイント
  • 猫の食器の素材別特徴

そこで、この記事では猫の食器選びのポイントを解説していきます。

猫の食器を選ぶ参考にしてみましょう。

うちのこエレクトリック カリカリマシーン

猫の食器選びのポイント

猫が使いやすい食器選びにはポイントがあります。高さが大事なポイントになりますが、そのほかにもポイントがあります。ここでは食器選びの4つのポイントを解説していきます。

  1. 高さ
  2. 深さ
  3. 安定性

1.食器の高さ

食器選びのポイント1つめは食器の高さです。高さに関しては、猫の健康にも影響があるため注意が必要になります。

ポイントは5~8cmの高さがついた食器が猫には良いでしょう。

高さをつけることで以下の効果が得られます。

吐き戻し軽減
・前屈み姿勢による関節の負担軽減

高さがない食器を使用すると、食器の位置が低すぎ前屈みで食事をする姿勢になります。このような姿勢での食事は、吐き戻しやすくなったり、姿勢が関節への負担となったりするため注意が必要です。さらに、低い位置での食事は食道炎を患うリスクも高まるため、猫が前屈みにならずに食べれるような高さ設定が必要です。

高さ5~8cmはあくまでも目安であり、猫の体格や年齢で変わってきます。

高さのポイントは負担がない姿勢です。具体的には、以下のポイントです。

  1. 猫の首が床と平行
  2. 猫の頭が胃よりも上にある

食器自体に脚があり高さがついているものや、高さ調整できる食器を乗せる台座があります。

2.食器の深さ

食器選びのポイント2つめは食器の深さです。深さの目安は、猫の顔が食器の縁で隠れない程度の深さです。深さに関しても、猫種や体の大きさや年齢で違うため猫に合わせて選ぶ必要があります。

深さが合っていない食べ残しや食べこぼしに繋がります。

  • 深すぎる・・・食べ残しの原因
  • 浅すぎる・・・食べこぼしの原因

3.食器の形

食器選びのポイント3つめは食器の形状です。形としては、食器に顔を入れてもヒゲが縁に当たらない程度の幅広いものがおすすめです。

猫のヒゲはセンサーのような役割をしているため、食器の縁に当たるとストレスとなる場合があります。

4.食器の安定性

食器選びのポイント4つめは食器の安定性です。猫は顔を食器に突っ込むようにして食事をするため、食器が動くとうまく食べることができないため、安定性が大切になってきます。

猫にとっては、底面に滑り止めが施してある食器や、餌が少なくなっても動かないような重量感のある食器が安定性があり食事がしやすくなります。

さらに猫は、お腹いっぱいになったときや食事が気に入らない時は、食器周囲に砂かけをするように「ホリホリ」することがあります。猫のなかには、この「ホリホリ」が激しい猫もいます。軽い食器や不安定な食器では、この「ホリホリ」で足が当たり食器をひっくり返してしまうリスクもあります。

食事中や意図せぬ時でも安定している食器を使うと、猫も飼い主さんも安心に繋がります。

  • 食事中食器が動かない
  • 砂かけや意図せず猫が当たったときにひっくり返らない

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猫の食器の素材別特徴

猫用食器を選ぶ際にポイントを抑えて選びますが、素材によっても特徴があります。

素材別で分けると3種類に分けることができます。それぞれ確認してみましょう。

プラスチック製

プラスチック製の特徴は軽さにあります。

さらに軽量なだけではなく値段もお手頃で、いろいろなデザインのものがあり、好みのものを探せます。特徴として軽量なため、滑り止めがついた商品がおすすめです。

また、プラスチックは表面が柔らかく猫には刺激が少ないです。その反面、食器自体に傷がつきやすく、傷から菌が繁殖しやすいため清潔を維持する必要があります。食事の後はしっかりと洗いましょう。

お手頃価格のものが多いため、定期的に交換しながら使用することもおすすめです。

メリットデメリット
・安価でデザイン性豊富
・軽量で滑り止め付の製品が多い
・定期的な交換や洗い替えを準備しやすい
・軽量で不安定になりやすい
・表面に傷がつきやすく雑菌の繁殖リスク

ステンレス製

ステンレス製の特徴は耐久性が高く頑丈で長く使えることです。また、汚れも落としやすく、サビにも強いためお手入れが楽になります。プラスティック製同様、軽量なものが多いため滑り止めがついたものがおすすめです。

猫によっては、金属独特のニオイを嫌うこともあるため注意が必要です。

メリットデメリット
・丈夫で耐久性バツグン
・サビに強く汚れも落としやすい
・軽量で不安定になりやすい
・金属独特のニオイを嫌う猫もいる

陶器製

陶器製の特徴は、安定感があり猫が食事しやすいことです。

しっかりとした重みがあるため、動いたり倒れたりしにくく、快適な食事環境を整えやすいものです。

また、洗いやすい製品も多く清潔も保つことができます。耐熱性も高く、電子レンジにも対応している製品も多くウェットフードを温めることも可能です。

一方衝撃には弱く、倒したり落としたりすることで、割れてしまうこともあるため取り扱いには注意が必要となります。

メリットデメリット
・重量感があり安定性あり
・洗いやすく清潔を保ちやすい
・耐熱性もあり電子レンジ対応製品も多い
・衝撃に弱い
・割れてしまうリスクがある

まとめ

猫にとって食器のデザインや見た目は問題ではありません。見た目よりも、食事の際の使用感が大切であり、使いやすいものを選んであげましょう。

食べにくい姿勢での食事が続くと、猫の健康に影響が出る可能性もあります。

猫の食器のポイントは、猫の体の大きさや年齢に合わせて、幅広く深すぎず適度な高さがあるものを選んであげましょう。

そして猫がご飯を食べにくくないように、安定感のあるものを準備しましょう。

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