PR

猫が飽きずに健康に|フードローテーションの頻度と実践方法

シャリュトリューの舌なめずり 猫のいる暮らし
記事内に広告が含まれています。

愛猫の食事、マンネリ化していませんか? 同じフードばかりだと飽きてしまうだけでなく、栄養不足やアレルギー、偏食などのリスクも高くなります。そこでおすすめなのが、フードローテーションです。

フードローテーションが気になった飼い主さんは、きっとこんな疑問をお持ちでしょう。

  • どのくらいの頻度でフードを変えればいいの?
  • いきなり新しいフードを与えて大丈夫?
  • フードローテーションのメリットって何?

このガイド記事では、猫の健康と食事の楽しみを両立させるためのフードローテーションについて、徹底解説します。

さらに、記事ではこんな情報も紹介しています。

  • フードローテーションの注意点
  • おすすめのフードローテーション方法
  • フード選びのポイント

愛猫にとって最適なフードローテーションを実践し、健康で幸せな猫ライフを送りましょう。

猫のフードローテーションが必要な理由

退屈そうな白猫
  • 猫の生活を豊かにする
  • 猫独特の習性ネオフィリア
  • 猫がよく食べると飼い主さんも安心

猫の生活を豊かにする

フードローテーションは猫の生活を豊かにします。

同じフードを長い期間与え続けるよりも、猫の健康にもよくなります。さらに猫がフードに飽きることが減るという効果も期待できます。

フードローテーションを取り入れることで、健康を守り猫の生活がより豊かになります。

猫独特の習性ネオフィリア対策

猫には「ネオフィリア」という習性があり、フードローテーションで対応できます。

ネオフィリアとは、猫が新しいものに対して示す好奇心のことを指します。猫は新しい食べ物や環境に興味を持ちやすく、未知のものに対しては警戒心を持っています。このため、猫は食べ慣れたフードに飽きたり、新しいフードに興味を示したりします。

このネオフィリアは生存本能と関係があるとも考えられており、様々なフードを試すことで、食べ物の多様性を確保し共存に有利に働くとされています。

猫によくある「急にフードを食べなくなる」行動は「ネオフィリア」があるためと言われています。この「ネオフィリア」に対応するためにも、異なる形状や食感のフードをあげるフードローテーションが必要となります。

猫がよく食べると飼い主さんも安心

フードローテーションを取り入れることで、猫の健康や生活が豊かになります。猫の飼い主さんにとって、猫の健康は大切なことです。

フードローテーションをすることで、猫がしっかりとご飯を食べてくれると、飼い主さんも安心できます。

猫のフードローテーションの頻度とコツ

仲良し兄弟
  • 理想的な頻度は2~3ヶ月でローテーション
  • ローテーションするフードは3~4種類
  • フードの切り替えは一気に変えない

理想的な頻度は2~3ヶ月でローテーション

猫のフードローテーションの頻度は、最低でも2~3ヶ月の間隔を開けてローテーションすることが望ましいとされています。

これはフードの影響が、食べ始めてから3ヶ月後ぐらいに出やすいためです。1ヶ月程度の短い期間では、そのフードの効果も十分でなく、愛猫に合うフードかどうかわかりません。3ヶ月程度は同じ種類のフードを食べさせたほうが、わかりやすいのです。

四季にあわせて季節ごとに変えてあげるなど、年4回程度のローテーションであれば望ましい頻度でしょう。

ローテーションするフードは3~4種類

ローテーションするフードの種類は3~4種類にしましょう。

常に新しいフードを与えていくのではなく、3~4種類のフードを循環させていきます。フードローテーションであれば、プレミアムキャットフードも組み入れやすく試してみるのも良いでしょう。

ローテーションをおこなうのであれば、「グランツ」がおすすめです。定期便でも頻度の調整可能なためローテーションにぴったりです。ローテーションを考えている飼い主さんは候補の1つにおすすめです。

\初回限定980円/

【関連記事】グランツの詳しい記事はこちら。【失敗しない】グランツキャットフードの賢い購入方法は?

フードの切り替えは一気に変えない

フードローテーションをおこなう際は、フードを急に切り替えることはやめましょう。1週間から10日間かけて徐々に切り替えていきます。

いきなり違うフードに切り替えてしまうと、うまく消化できずにお腹を壊したり体調を崩したりすることがあるので、必ず時間をかけて切り替えるようにしましょう。

猫のフードローテーションのメリット

食後の猫
  • 猫のアレルギー対策になる
  • 特定のフードが入手できない時に役立つ
  • 将来的にフードの切り替えが楽にできる

猫のアレルギー対策になる

フードローテーションをおこなうことで、アレルギー対策になります。

なぜなら猫も同じフードを食べ続けていると、特定の成分が体内に蓄積されるためアレルギー反応を起こすことがあるからです。しかし、ローテーションすることで特定の成分が体内に蓄積されることを防ぎ、アレルギー予防に繋がるのです。

猫のアレルギー対策のためにも、フードローテーションは役に立ちます。

特定のフードが入手できない時に役立つ

フードローテーションのメリットとして、何らかの理由でフードが手に入れられないときに役立ちます。

例えば災害時には、猫が食べているフードが買えなくなることも考えられます。また、リコールなどで今まで食べていたフードが市場からなくなった時など、不測の事態が起きたときに対応しやすいでしょう。

そもそもフードローテーションをおこなうことで、特定のフードしか口にしないような「偏食」を防ぐことにもなります。万が一の備えとして、日頃からおこなえるローテーションを検討してみましょう。

将来的にフードの切り替えが楽にできる

フードローテーションのメリットとして、他のフードへの切り替えが楽になることがあげられます。

猫も年齢や体調・体質の変化に応じて、高齢猫用や肥満猫用または療法食などフードを切り替える必要があります。そのような場合にローテーションをしていると、切り替えがスムーズにできることが多いのです。逆に特定のフードばかり食べている猫は、他のフードへの切り替えが上手くいかず苦労することがあります。

ポイント

早めにローテーションを取り入れることで、選択肢が増えて、将来いずれ訪れるフードの切り替え時に猫の負担を減らしてあげることができます。

猫のフードローテーションのデメリット

かかってこい!
  • 猫の消化器官に負担がかかる
  • キャットフードの機能を活かせない

猫の消化器官に負担がかかる

フードローテーションのデメリットとしてあげられることは、消化器官に負担がかかることです。

新しいフードになることで胃や腸に負担がかかったり、アレルギー症状が出る場合があります。

フードの変更後は、体調の変化や下痢や軟便など排泄物の変化がないか観察しておきましょう。

キャットフードの機能を活かせない

キャットフードによっては栄養素プラスアルファの機能を謳っているものもあります。

例えば、「被毛の艶がよくなる」「下部尿路の健康維持」などの効果が出るように配合された商品もあります。全てのフードではありませんが、そのような効果の多くは長く食べ続けることで大きな効果を得られるものです。ローテーションをおこなう3ヶ月間程度の摂取では、その機能を十分に活かせるほどの摂取期間とは言えません。

注意点

フードローテーションをしている場合は、フードの効果を最大限活かせないこともある

フード代金が高くなる可能性

フードローテーションのデメリットとして、フード代金が高くなることがあげられます。

これは、ローテーションするフードが定まっていない場合は特にその傾向にあります。フードが定まっていない場合、ローテーションをしても猫が食べてくれないこともあり得るからです。

何でも食べてくれる猫であれば問題ありませんが、食べてくれない場合はそのフードは無駄になってしまいます。

ローテーションするフードが決まるまでは、フードにかかる代金が高くなってしまう可能性があるのです。

猫のフードローテーションの注意点

眠たいシャリュトリュー
  • 他のキャットフードを混ぜない
  • キャットフードを一気に変えない

他のキャットフードを混ぜない

ローテーションでの注意点として、他のキャットフードと混ぜて与えることは注意しましょう。別々のキャットフードを混ぜることで、栄養バランスが崩れてしまう恐れがあるためです。

与えるフードは総合栄養食ですので、1つの商品で栄養が取れるようになっています。しかし成分値はそれぞれ違いがあるため、栄養に偏りが出てしまうのです。

良いとこ取りできそうなため混ぜて与えたくなるかもしれませんが、むしろ「良いとこを打ち消し合う」ことになりかねません。

ポイント
  • 安易に混ぜることで栄養バランスが崩れることもある。
  • 混ぜることで消費する期間が長くなり、フードの酸化が進み味や風味の劣化に繋がる。

キャットフードを一気に変えない

ローテーションの注意点としては「フードを一気に切り替えない」ことです。

フードを一気に切り替えることで、猫の消化器官には負担となり嘔吐や下痢といった症状が出ることもあります。猫のからだに負担をかけないためにも切り替えはゆっくりとおこないましょう。

ポイント

切り替えは1週間~10日間かけておこなう。

1日10%ずつ割合を増やすとスムーズ。

ローテーションさせるフードの選び方

毛布に隠れる黒猫

ローテーションするフードの選び方は、以下の通りです。

  1. 栄養バランスが優れている
  2. ブランドや原産国が違うフード
  3. 主原材料の違うフード

栄養バランスについては、ローテーションするからと言ってバランスの悪いフードを組み込むわけにはいきません。逆にプレミアムキャットフードも、ローテーションとなれば組み込みやすくなります。

またブランドと原産国を異なるものを選ぶこと、災害時や大規模なリコール発生時などに被害を最小限にできます。さらに主原材料もチキン、サーモン、ターキーなどあえて違うものを選択することでアレルギー発生予防にも繋がります。

まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 猫のフードローテーションは猫と飼い主さんを豊かにする。
  • 猫のフードローテーションは2~3ヶ月の頻度で3~4種類をローテする。
  • アレルギー対策やリコールなどで手に入らない時、将来的な切り替え時に役立つ。
  • ローテーションは猫の消化器官に負担になることもある。
  • ローテーションでは一気に変えずに10日間かけて変えていく。
  • ローテーションフードの選び方は、栄養バランスの優れた原産国・ブランド・主原材料が異なるものを選ぶ。

コメント