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【知らなきゃ損】猫がブラッシングを嫌がる理由!4つの対処方法と正しいブラッシング

ブラッシング後の猫 猫のいる暮らし
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猫のお手入れでかかせないブラッシング。

「猫がブラッシングを嫌がる」「抜け毛が多いからブラッシングしたいのに嫌がってしまう」そんな悩みを持つ飼い主さんもいらっしゃると思います。

猫のブラッシングにまつわる悩みには多くのものがありますが、本記事では猫がブラッシングを嫌がる理由を解説していきます。なぜブラッシングを嫌がるのかその原因を探り、対処することで徐々にブラッシングが好きになってくれます。

ブラッシング好きになってくれると、お手入れのブラッシングを猫が喜び、飼い主さんとの信頼関係がより深まります。猫との信頼関係が深まると可愛い姿を見せてくれる機会が増えることは間違いなしです。さらに抜け毛対策にもなり、ブラッシング好きになることはメリットばかりです。

もし、迎え入れた猫がブラッシングを嫌がる場合は、ぜひ確認してみてください。

【関連記事】猫の抜け毛についての記事はこちら

猫がブラッシングを嫌がる理由

猫がブラッシングを嫌がる原因はいくつか考えられます。

・嫌な思い出がトラウマになっている

・信頼関係が不十分

・ブラッシング時間が長い

・ブラッシングのやり方が間違い

嫌な思い出がトラウマに

猫がブラッシングを嫌がる原因に、過去の嫌な思い出があります。過去にブラッシングで痛い思いや不快な思いを覚えており、その思い出がトラウマになって嫌がるのです。

例えば以前はブラッシングしても嫌がらなかった猫が、突然嫌がるようになった場合は、ブラッシングの際に嫌な経験をした可能性があります。そのような経験をした猫はブラッシングを嫌がる傾向にあります。

飼い主さんとの信頼関係

飼い主さんと信頼関係が十分に築けていない場合にブラッシングを嫌がることがあります。

猫は元来警戒心が強い動物であり、中には飼い主さんと関係を築くのに長い時間がかかる猫もいます。猫がまだ飼い主さんのことを信頼できていない場合は、ブラッシングは嫌がるケースが多いでしょう。信頼関係が十分築けていない場合は、ブラッシングを嫌がるというよりは、ずっと触れられることすら嫌がることでしょう。

猫との信頼関係をしっかり作り、ブラッシングがトラウマにならないようにしましょう。

長時間の拘束

猫がブラッシングを嫌がる原因に、長時間の拘束があげられます。猫にブラッシングする時間が長すぎて、拘束されることを嫌がるのです。

もともと自由を愛する猫は拘束されることは嫌います。さらに猫がブラッシングをあまり好きでない場合は、時間が長すぎると嫌がり逃げていきます。長すぎると感じる時間に関しては猫によるため、時間が経ち嫌がる場合はすぐにやめましょう。

抜け毛が多い換毛期なんかは、飼い主さんもついついブラッシングを長くやることもあるかもしれません。そのような場合でも、猫が嫌がる場合はやめましょう。一度嫌な思いをすると、その後もブラッシングが嫌いになる可能性があります。

ブラッシングは長時間にならないように、猫が嫌がらない時間内で終わらせましょう

ブラッシングのやり方の間違い

猫がブラッシングを嫌がる理由に、ブラッシングのやり方を間違えている場合があります。

ブラッシングのやり方が正しくできていないと、猫も心地よく感じられず、痛みを感じたり不快に感じることがあるようです。

例えばブラッシングを間違ったやり方でおこなうと、毛が引っ張られたり皮膚を傷つけてしまったりすることがあります。そうすると、猫はブラッシングを不快に感じてしまいます。結果として猫が嫌がってしまうというわけです。

猫にブラッシングするときは、正しいやり方で実施しましょう。

猫がブラッシングを嫌がるときの4つの対処方法

リラックスする猫

猫がブラッシングを嫌がる時にどう対処するのか。基本的には嫌がる時はブラッシングを控えて、猫にとってもブラッシングが嫌なものという思い出にならないようにします。かといってブラッシングを嫌がる猫がずっとブラッシングできないままでは困ります。ではブラッシングを嫌がる猫にはどう対応していくのか、方法を確認していきましょう。

・撫でられて嫌がらない場所からブラッシングする

・猫がリラックスしている時にブラッシングする

・短い時間でブラッシングする

・ブラッシング終わりにおやつを与える

撫でて嫌がらない場所から

ブラッシングを嫌がる時の対応として、先ずは撫でて嫌がらない場所からおこないましょう。

そもそも飼い主さんが手で撫でて嫌がる場合は、ブラッシングでも嫌がる場合がほとんどです。猫にとっても撫でられるのが嫌な場所もあるため、猫が受け入れてくれるところからブラッシングは行ないましょう。

例えば、「頭」「顎の下」「背中」は比較的受け入れやすい場所です。反対に嫌がる場所としては、「お腹」「胸」「お尻」があげられます。手で撫でることができる場所でも、ブラッシングでは嫌がるケースもあります。

ブラッシングは、先ずは手で撫でても嫌がらない場所から行ないましょう。

リラックスしている時

ブラッシングを嫌がる時の対応として、猫がリラックスしている時におこなうようにしましょう。

リラックスしている時は、猫もブラッシングを受け入れやすく嫌がるリスクを減らせます。ブラッシング嫌いの猫に好きになってもらうためには、ブラッシングが気持ちいいものと覚えてもらう必要があります。そのためにも、先ずはリラックスしている状態の時におこない受け入れてもらいましょう。つまり、嫌な経験をさせずに良い経験を積み重ねていくことが大切になります。

猫がリラックスしている時は、足元にスリスリしてきたり、「ゴロゴロ」言っていたり、お腹を見せてごろんとしたりするときなどです。そのようなときに、手で撫でるのと合わせてブラシでも少しブラッシングをすることで慣らしていきましょう。

短時間のブラッシング

猫がブラッシングを嫌がる場合は、短時間のブラッシングから行なうようにしましょう。

猫はブラッシング中の拘束を嫌う場合もあり、拘束時間が長くて嫌になっている可能性もあります。最初は受け入れていたブラッシングも、長くなりすぎると猫の気持ちも変わってしまい、嫌がるようなケースがあるのです。もし長時間ブラッシングしていて嫌がる場合は、時間が長すぎる可能性もあります。

ブラッシングが好きな猫は長時間おこなっても嫌がらないこともあります。猫の性格にもよるので嫌がる場合は無理をせずに、なるべく短時間の実施を心掛けましょう。

ブラッシング終わりのおやつ

ブラッシング後のおやつ

猫がブラッシングを嫌がる時の対処方法として、ブラッシング終わりにおやつを与えることです。猫もおやつが貰えるとわかると、「嫌なこと」という認識より「おやつが貰える前の行動」という認識になります。1度や2度では覚えませんが、毎回繰り返していると徐々に覚えてきます。

または、日頃からおやつを与える習慣のある場合には、おやつの前にブラッシングを試してみましょう。嫌がる場合は、ほんの少しで構いません。ブラシでひと撫でからでも大丈夫です。「嫌なこと」ではなく「終わったらおやつが貰える!」と猫に思わせるのがポイントです。

猫のブラッシングのポイント

膝上でくつろぐ猫

猫がブラッシングを嫌がらないためには、猫が気持ちいいと思う必要があります。そのためには、正しいブラッシングをおこないましょう。

【関連記事】おすすめのブラシについてはこちら

猫の毛並みに沿ってブラッシング

まず全猫共通のポイントとして、毛並みに沿ってブラッシングすることです。毛の流れに沿ってブラッシングをすることでスムーズにブラシも通り猫も気持ちよくなります。頭の方から尻尾の方向に向かってブラッシングします。

反対に、毛並みに逆らってブラッシングすると毛並みが乱れたり、皮膚が引っ張られて痛かったりと猫も不快に感じてしまいます。ただし、毛玉やもつれがある場合、毛並みに沿ってブラシを入れても痛みを伴う可能性があります。毛玉やもつれで種類によってはブラシが通らず、皮膚を引っ張ってしまうことになるので注意が必要です。

ブラッシングは優しくソフトに

ブラッシングをおこなうときは、優しくおこなうようにしましょう。猫を手で撫でるときのようにソフトタッチでも十分な効果を得られます。力が入っていたり強すぎたりする場合は、猫が痛い思いをしてしまいます。抜け毛対策でブラッシグしているときは、抜け毛を回収するためについつい力が入ってしまうこともあると思います。強すぎると、痛みを生じたり皮膚に炎症を起こしたりしてしまうので注意しましょう。

つい強くやってしまうような方には、手袋タイプのブラシがおすすめです。手袋タイプは手袋の手のひらがゴム製のブラシになっており、撫でるようにブラッシングできるブラシになります。

毛の長さによるブラッシング方法

猫種によっては、長毛や短毛と被毛の長さに違いがあります。ブラッシングの方法や使うブラシの種類は被毛の長さによって違ってきます。短毛種と長毛種の違いを確認しておきましょう。

短毛種のブラッシング

短毛種のブラッシングのポイントは、毛のもつれが少ないので、ブラッシングで抜け毛や汚れを落とすことになります。毛艶を出すようにしましょう。

1.ラバーブラシで背中~お尻に向けてブラッシング

2.おなかも毛並みに沿ってブラッシング。抱っこして行うとやりやすいです。

3.顔回りや足をコームでとかす。顔回りは中心から外側に向かってとかします。

長毛種のブラッシング

長毛種のブラッシングのポイントは、抜け毛対策と合わせて毛玉やもつれを解消していくことです。長毛種ではもともと毛がもつれやすく、猫自身の毛繕いが行き届かない箇所に毛玉ができやすい傾向にあります。

1.コームやピンブラシで全体のもつれや毛玉をほぐします。

2.スリッカーブラシで背中をとかします。

3.顔回りやお腹は毛が絡みやすいため、コームで丁寧にとかします。

長毛種で毛玉ができやすいのは、「耳の後ろ」「脇の下」「ももの付け根」「尻尾の付け根」です。このポイントは重点的にブラッシングしましょう。

我が家の猫のブラッシング

ブラッシングする前の猫

我が家には3匹の猫がいます。2匹の短毛猫(シャリュトリューとMIX)と1匹の長毛猫(MIX)です。

ブラッシングは3匹とも好きですが、短毛種の1匹(シャリュトリュー)がタイミングによっては嫌がることがあります。毎朝日課としてブラッシングをおこなっていますが、嫌がる時は無理矢理おこないません。

嫌がる理由ですが、おそらく「気分じゃない」と思っています。ブラッシング自体は嫌いではなく普段は気持ちよさそうにしています。飼い主側の都合に合わせて朝の時間におこなうため、その時がして欲しくないのだと思います。

抜け毛対策として基本的に毎日ブラッシングしているので、「嫌がる時は無理にしなくていいや」位のスタンスです。朝のブラッシングを嫌がった時は、甘えてきたり、撫でて欲しそうなときにブラッシングをしたりします。

まとめ

猫のブラッシングは日々のお手入れの中でも大切なことです。ブラッシングの受け入れがまだできておらず嫌がる猫もいます。猫が嫌がるのには必ず理由があります。猫との信頼関係を築き、嫌なトラウマにならないように、短時間から徐々にブラッシングを行ない、慣れてもらうようにしていきましょう。

猫の健康と飼い主さんの健康のためにも、正しいブラッシング方法で早いうちにブラッシングに慣らして快適な猫との生活を送りましょう。

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