猫のおもちゃを買おうとして悩むことはありませんか?
猫のおもちゃはさまざまなものがあります。どのおもちゃが気に入るかは使ってみないとわからないこともあります。
この記事を読むと猫のおもちゃの種類や特徴、猫との遊び方や猫にもたらす効果、おもちゃについての保管方法など、おもちゃについてちょっと詳しくなれます。
それぞれのおもちゃの特徴を抑えて猫のために準備していきましょう。
猫のおもちゃの種類

猫のおもちゃにもいろいろな種類があります。
ねこじゃらし
猫のおもちゃの王道といえばこれです。
もはや説明不要と思いますが、棒の先端に鳥の羽などがついておりシンプルな作りですが多くの猫が興味を持つおもちゃです。
猫じゃらしの良いところ
- 飼い主さんと一緒に遊ぶことができる
- おもちゃの種類が豊富でいろいろなタイプがある
デメリット
- ひとり遊びは難しい
- 誤飲予防のため普段は猫の手の届かない所に片付けておく必要がある
ボールのおもちゃ
プラスチックや毛糸でできたボール型のおもちゃもあります。
当たり前ですがボールは転がります。
猫が手で捕まえようとしたり突いたりすると、転がって離れていきます。
このような動き方が、猫が獲物を追ったり捕まえたりする感覚のように遊ぶことができます。
中に鈴が入っていたり、おやつを入れて隠すことができたり一人遊びしても退屈しないような工夫がされているものや、レールがありボールが取れそうで取れないようなおもちゃも多くあります。
ボールのおもちゃの良いところ
- 猫が一人遊びできる
- 子猫のうちから安心して遊べる
デメリット
- ボールが転がって家具の下に入り込んだり一人遊び中に紛失する
- レールタイプのボールおもちゃは本体も軽く、本体ごとひっくり返ることがある
キャットニップおもちゃ
キャットニップとはハーブの一種で、その匂いで猫がリラックスできるものとなります。
キャットニップおもちゃは、キャットニップの葉を入れたぬいぐるみなどがあります。
キャットニップのおもちゃへの使用は、2通りあります。
①あらかじめおもちゃに匂いがついているものと②匂いを後からつけるものです。
①は猫が興味津々で遊んでくれますし、②のパターンでも今まで使っていて少し飽きてきたかな?と思えるようなおもちゃでも、再び遊びだしてくれます。
キャットニップの良いところ
- 猫がリラックスできる
- 運動や遊びを促進し肥満の抑制につながる
デメリット
- 希に興奮状態になり攻撃的になることも
- 胃のむかつきの症状がでる猫もいる
トンネル
これも定番ですが、猫用のトンネルは猫が大好きなおもちゃです。
元来猫は狭いところを好んだり、狩りのときには物陰に潜んだりする習性があります。そんな猫の狩猟本能をくすぐる要素が詰まっているのが、猫用トンネルです。
トンネル好きの猫は思いっきりトンネルに突っ込んだりして、疲れるまでずっと遊ぶため少し心配
素材もフェルトやダンボールのものや、シャカシャカ音が鳴るようなものがあります。
トンネルの良いところ
- 自分から潜って遊んでくれる
- 走って遊んで運動になる
- 猫じゃらしとの組み合わせが良い
デメリット
- トンネルに突っ込んでケガするリスクがある
- 激しく遊びすぎて裁縫部分がほつれる
猫のおもちゃの選び方

いろいろな種類のある猫のおもちゃですが、どのように選ぶべきか悩みますよね。
ここでは、猫のおもちゃの選び方のポイントを確認していきましょう。
年齢や性格に合わせた選び方
猫には「遊び好きな猫」「マイペースな猫」「縄張り意識が強い猫」など、性格の違いがあります。
また、年齢によっても遊び方が変わるため、猫の性格や年齢に合わせたおもちゃの選び方が大切です。
例えば、若い猫には運動量の多いおもちゃが適していますが、高齢猫にはゆっくりとした遊びができるおもちゃが良いでしょう。
安全性や耐久性について
猫のおもちゃは、猫が噛んだり、引っ張ったりして壊れることがあります。
そのため、安全性や耐久性にも注意が必要です。
おもちゃの素材やデザインによって、猫が誤飲したり、怪我をしたりしないように気を付けましょう。
また、耐久性がないおもちゃを与えると、短期間で壊れてしまい、猫の興味を失うこともあります。
遊び方や目的に合わせた選び方
猫のおもちゃは、遊び方や目的によって種類が異なります。
例えば、運動不足解消のためには、ロープやボールなどの運動系のおもちゃが適しています。
また、ストレス解消のためには、キャットニップ入りのおもちゃや、追いかけることができるおもちゃがおすすめです。
猫が好む遊び方に合わせたおもちゃを選ぶことで、より楽しく過ごせるでしょう。
お手入れのしやすさについて
猫のおもちゃは、猫が噛んだり、引っ張ったりするため、汚れや傷みが生じることがあります。
そのため、お手入れのしやすさにも注目しましょう。
洗濯機や手洗い等水洗いできる素材や、表面が滑らかで汚れが付きにくい素材のおもちゃがおすすめです。
また、定期的におもちゃを洗って清潔に保つことが大切です。
猫のおもちゃ効果

猫のおもちゃは猫の健康に良いことだらけです。
日頃の「運動不足解消」ができその結果「ストレス解消」に繋がります。
運動不足解消
猫がおもちゃで遊ぶことにより、活動量が増え運動不足解消に繋がります。
おもちゃには猫の狩猟本能をくすぐるものが多くあり、猫は本能で動き遊ぶことができるのです。
例えば猫じゃらしで一緒に遊ぶ場合は、飼い主さんの動かし方次第で走り回ったり、ジャンプしたりといろいろな動きを促すことができます。
ボールおもちゃなどであれば一人で遊ぶこともでき、一人で家の中を走り回ることもあります。
猫の興味をひくことでおもちゃに夢中になり、自然と運動を促すことができます。
ストレス解消
おもちゃで遊ぶことはストレス解消に繋がります。
猫にもヒトと同じようにストレスがあります。猫にとってもストレスをためることは良くないことで、ストレスが原因で病気を起こすこともあるのです。
おもちゃで遊ぶことは猫にとって、とても楽しいことで、ストレス解消の1つとなります。
また運動量増加はストレス緩和に効果があることがおおく、遊びを通して運動量を確保することで、ストレス解消につながります。
猫のおもちゃの使い方

いろいろな種類がある猫のおもちゃですが、実際猫とどのように遊ぶと良いのでしょうか。
一緒に遊ぶときは、飼い主さんのおもちゃの使い方で猫の興味の持ち方も変わってきます。
猫との遊び方
猫と遊ぶ時には、猫が好きな遊び方をすることが大切です。
猫は狩りが好きなので、おもちゃを動かして猫に追いかけさせたり、キャッチボールのように投げて猫に取りに来させたりすることが楽しいと感じるでしょう。
また、猫が運動不足にならないように、適度な運動量を取り入れた遊び方をすることが大切です。
猫の興味を持たせる方法
猫がおもちゃに興味を持つようにするには、おもちゃを興味を引きつけるように動かすことがポイントです。
例えば、猫の前を素早く通り抜けたり、高いところからおもちゃを垂らしてみたり、おもちゃを揺らしたりすることで、猫の興味を引き付けることができます。さらに、おもちゃを猫の視界から見えないように隠したりちょっと見せたりすると、気になっておもちゃに食いついてきます。
また、猫の好みに合わせたおもちゃを選ぶことも大切です。
猫のおもちゃのお手入れ方法

おもちゃの選び方でも説明しましたが、猫のおもちゃは、猫が噛んだり、引っ張ったりするため、汚れや傷みが生じることがあります。
おもちゃを長持ちさせるためや雑菌の繁殖も心配なため、おもちゃを清潔に保つようにしましょう。
おもちゃの洗い方
布製のおもちゃは型崩れを防ぐためにも、手洗いがおすすめです。
猫が口に入れることを考えて、できるだけ猫にとって安全な洗剤を使用しましょう。
「重曹」「クエン酸」「セスキ炭酸ソーダ」などの界面活性剤を使用していないものが安心です。
具体的な洗い方は
①洗う前にできるだけ毛やゴミを取り除く
②40℃程度のお湯の中で型崩れしないように、優しくもみ洗いする。
③洗濯機で脱水後、風通しの良いところで乾かす。
おもちゃの消毒方法
中には水洗いができなおもちゃもあります。部品が多いものや自然素材を使ったものは水洗いができないこともあります。
洗えないおもちゃでも猫は口に入れるため、雑菌の心配はあります。
そんな時は、ペット用除菌シートなどで拭き取り、使用後に乾燥させ清潔に保ちましょう。
おもちゃの保管方法
おもちゃの保管方法としてのおすすめは、おもちゃを保管する専用の入れ物やかごなどを準備して、まとめて保管する方法です。
まとめて収納することで、収納スペースを小さくできますし、いざ遊ぶときに見つけやすくなります。
またおもちゃによっては猫がひとりで遊ぶことで誤飲のリスクがあるため、きちんと収納することをおすすめします。
まとめ

猫にとって、おもちゃは健康に生活していく上では大切なアイテムとなります。
ぜひ迎え入れた猫のお気に入りのおもちゃを見つけて、一緒に遊び素敵な猫との生活を楽しみましょう。
コメント